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内視鏡センター長 ご挨拶

2025年4月1日、当院では「消化器内視鏡センター」が新たにスタートしました。これにより、より専門性の高い診療と迅速な対応が可能となり、患者様一人ひとりに合わせた最適な医療を提供できる体制が整いました。 私はこれまで、内視鏡を単なる診断のための道具ではなく、診断と同時に治療まで行うことができる重要な医療技術として捉え、その可能性を広げてきました。その中でも、私自身が開発に携わった「NIRBS(ニーブス)」は、より安全かつ確実にポリープなどを切除できる手技として現在注目されつつあります。 当センターでは、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査や、ブルーライト照明による落ち着いた空間づくりなど、検査が初めての方でも安心して受けていただける環境を整えています。また、最新の内視鏡システムを導入し、より高精度な診断と、質の高い治療の両立を実現しています。 内視鏡による早期発見・早期治療は、命を守る第一歩です。今後も最新の医療技術と確かな経験をもとに、地域の皆さまの健康を支えてまいります。気になる症状がある方や検査に不安をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

医師紹介

内視鏡センター長/消化器内科部長

徳原 満雄(とくはら みつお)

徳原 満雄(とくはら みつお)

専門・認定資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医/総合内科専門医/指導医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医・近畿支部評議員・学術評議員
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医・近畿支部評議員
  • 日本肝臓学会認定肝臓専門医・指導医
  • 日本胆道学会認定指導医
  • 日本膵臓学会認定指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本腹部救急医学会認定腹部救急認定医
  • 難病指定医
  • 緩和ケア研修会修了
論文・発表

Non-injection resection using bipolar soft coagulation mode for large colorectal polyps including incidental cancer. Tokuhara M, Sano Y, Watanabe Y, Torii I, Kouda K, Naganuma M. Endoscopy. 2025 Dec;57(S 01):E991-E992. doi: 10.1055/a-2679-6546. Epub 2025 Sep 4. PMID: 40907552 Evaluation of a new method, “non-injection resection using bipolar soft coagulation mode (NIRBS)”, for colonic adenomatous lesions. Tokuhara M, Shimatani M, Tominaga K, Nakahira H, Ohtsu T, Kouda K, Naganuma M. Clin Endosc. 2023 Sep;56(5):623-632. doi: 10.5946/ce.2022.200. Epub 2023 May 18. PMID: 37524565. A method of “Noninjecting Resection using Bipolar Soft coagulation mode; NIRBS” for superficial non-ampullary duodenal epithelial tumor: a pilot study. Tokuhara M, Sano Y, Watanabe Y, Nakata H, Nakahira H, Furukawa S, Ohtsu T, Nakamura N, Ito T, Torii I, Yamashina T, Shimatani M, Naganuma M. BMC Gastroenterol. 2024 Oct 1;24(1):343. doi: 10.1186/s12876-024-03439-w. PMID: 39354393. Evaluation of complications after endoscopic retrograde cholangiopancreatography using a short type double balloon endoscope in patients with altered gastrointestinal anatomy: a single-center retrospective study of 1,576 procedures. Tokuhara M, Shimatani M, Mitsuyama T, Masuda M, Ito T, Miyamoto S, Fukata N, Miyoshi H, Ikeura T, Takaoka M, Kouda K, Okazaki K. J Gastroenterol Hepatol. 2020 Aug;35(8):1387-1396. doi: 10.1111/jgh.15019. Epub 2020 Apr 5. PMID: 32103516.

消化器内科部長

森 規左生(もり きさお)

森 規左生(もり きさお)

専門・認定資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医

消化器内科医長

小松 貴一(こまつ たかかず)

小松 貴一(こまつ たかかず)

専門・認定資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医
林 啓至

林 啓至(はやし けいじ)

所属学会・保有資格
  • 内科認定医
  • 消化器病学会専門医
  • 消化器内視鏡学会専門医
  • 臨床研修指導医

富山 尚 (とみやま たかし)

専門・認定資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医/総合内科専門医/指導医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医
  • 上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
  • 大腸内視鏡スクリーニング認定医
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医・近畿支部評議員
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本消化器免疫学会評議員
  • 難病指定医

中村 尚広 (なかむら なおひろ)

専門・認定資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医/総合内科専門医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医
  • 日本肝臓学会認定肝臓専門医

松本 浩尚 (まつもと ひろなお)

専門・認定資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医・近畿支部評議員
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医・近畿支部評議員
  • 日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
  • 日本肝臓学会認定肝臓専門医日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 難病指定医

桒田 光 (くわた ひかる)

専門・認定資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器内視鏡学会認定専門医
  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医

中田 英俊
(なかた ひで とし)

専門・認定資格

ドクターズインタビュー

2025年4月1日、東大阪市は河合総合病院に「消化器内視鏡センター」が新たにスタートしました。 これを機に、長年にわたり消化器内視鏡の診療と研究に携わり、独自の治療法「NIRBS(ニーブス)」を考案された徳原医師に、お話をお伺いしました。患者様にとって安心で負担の少ない医療を届けるための取り組みや、これからの医療に向けた思いを語っていただきました。

兄の背中を追って始まった“医師”への道

医師を目指したきっかけ、消化器内科医を選んだ理由を教えてください。
医師を目指したきっかけ、消化器内科医を選んだ理由を教えてください。
医師を目指したきっかけ、消化器内科医を選んだ理由を教えてください。 幼い頃から、私にはずっと憧れの存在がいました。それが、3歳上の兄です。何事にも一生懸命で、勉強もよくできる兄の姿は、私にとって自然と目指すべき指針のようなものでした。常に兄の背中を追いかけながら育った私は、進路を考える高校時代になっても、何となく兄と同じ道を歩きたいという思いが心にありました。 そんな中、兄が「医学部を目指す」と言ったとき、私も迷わず同じ目標を持つようになりました。両親は医療とは無縁の仕事をしていましたし、私自身もそれまで医師という職業を強く意識していたわけではありませんでしたが、兄が選んだ道なら信じてついていけるという確信のようなものがあったのだと思います。 医学部に進学してからは、知識と技術を深めながら、自分自身の将来像を少しずつ描けるようになっていきました。国家試験の勉強を進める中で、私は次第に「内科」という分野に興味を持つようになります。内科は、身体全体を診て、患者様の状態を総合的に把握しながら診療にあたるという、非常に奥深い領域です。その考え方や姿勢に、私は強く惹かれました。 研修医となり、内科全体を一年間かけてで学ぶ中で、循環器内科と消化器内科の二つの分野に特に興味を持ちました。心臓の状態をダイレクトに見ることができる循環器は、医師としてのやりがいや手応えを感じやすく、非常に魅力的でした。一方、消化器内科では、当時まだ主に診断目的で使われていた内視鏡に可能性を感じながらも、若手医師が積極的に関われる機会が限られていたこともあり、判断に迷いがありました。 その背中を押してくれたのが、当時の上司の先生のひと言でした。「これからは、内視鏡で治療できる時代になる。今はまだ難しく思えるかもしれないけれど、必ずやりがいのある分野になる」。その言葉に導かれ、私は消化器内科の道を選ぶことを決意しました。

安心して受けていただくための内視鏡検査

内視鏡検査や治療に不安を感じる方も多いと思いますが、工夫されている点があれば教えてください。
内視鏡検査や治療に不安を感じる方も多いと思いますが、工夫されている点があれば教えてください。
内視鏡検査や治療に不安を感じる方も多いと思いますが、工夫されている点があれば教えてください。 「内視鏡検査はつらそう」「苦しそう」というイメージをお持ちの方は、まだ少なくありません。特に初めて検査を受けられる方や過去に苦い経験をされた方にとって、不安は大きなハードルになると思います。そうした方にも安心して検査を受けていただけるよう、私たちは検査中の快適さと、検査後の安全管理の両面において工夫を重ねています。 内視鏡検査では、ご希望や必要に応じて鎮静剤(眠くなるお薬)を使用しています。これにより、患者様は「ほとんど眠っている間に検査が終わっていた」とおっしゃることが多く、実際に検査中の苦痛や不快感は大きく軽減されます。特に大腸内視鏡検査は敬遠されがちですが、鎮静下で行うことで、安心して受けていただけるケースが非常に増えています。 また、検査後はすぐにご帰宅いただくのではなく、リカバリールームという専用のスペースでしっかりと休んでいただきます。鎮静剤が体から抜けて意識がはっきりするまでの間、リラックスできる環境を整えており、安全を第一に考えた運用を行っています。 患者様にとって、検査そのものだけでなく「受ける前から帰るまで」が大切だと私は考えています。不安な気持ちを少しでも和らげられるよう、説明も丁寧に行い、納得したうえで検査に臨んでいただけるよう努めています。

病気の早期発見に向けて伝えたいこと

内視鏡検査の重要性や、受けるべきタイミングについてお考えをお聞かせください。
内視鏡検査の重要性や、受けるべきタイミングについてお考えをお聞かせください。
内視鏡検査の重要性や、受けるべきタイミングについてお考えをお聞かせください。 内視鏡検査というと、「症状が出たら受ければいい」と考える方もいらっしゃいますが、実際には症状がない段階でこそ受けていただきたい検査です。特に大腸がんや胃がんなどの消化器の病気は、初期の段階ではほとんど症状が現れないことが多く、発見されたときには進行していたというケースも少なくありません。 私はこれまでに、検診で見つかった小さなポリープを内視鏡で切除し、早期がんを未然に防ぐことができた症例を数多く経験してきました。ほんの数ミリの病変であっても、時間とともに大きくなり、手術が必要になることもあります。だからこそ、「何もない今」の検査が、ご自身の未来を守る第一歩になるのです。 特に40代以降の方、またご家族に大腸がんや胃がんの既往がある方には、定期的な検査をおすすめしています。大きな症状がなくても、予防的な視点で検査を受けることが、ご自身の安心にもつながります。 また、最近では鎮静剤の使用や技術の進歩により、以前よりもずっと楽に、短時間で検査を受けられるようになっています。最初の一歩を踏み出すことは勇気がいるかもしれませんが、もし迷われている方がいれば、ぜひ一度ご相談いただければと思います。内視鏡は、怖いものではなく、「守るための手段」であることを、多くの方に知っていただきたいです。

患者様のためにある医療を、常に自分に問いかける

これまで多くの患者様を診てこられた中で、診療において特に大切にしていることは何でしょうか?
これまで多くの患者様を診てこられた中で、診療において特に大切にしていることは何でしょうか?
これまで多くの患者様を診てこられた中で、診療において特に大切にしていることは何でしょうか? 医師として日々診療にあたる中で、私が最も大切にしているのは、「この治療は本当に患者様のためになっているか」という視点です。どのような処置を行う場合でも、常に自分自身に問いかけ続けています。どれだけ技術が進歩しても、医療の本質は、目の前の患者様にとって最も有益で安全な治療を提供すること。その基本を何よりも大切にしています。 消化器内科では内視鏡治療など専門性の高い手技を行う機会も多いのですが、たとえば内服薬の処方一つをとっても、その選択が本当に最適かどうかを考える姿勢は変わりません。「患者様ファースト」という理念は、私にとって揺るがない柱のような存在です。 内視鏡治療をはじめとする高度な処置においても、これまでの経験をもとに、安全かつ高い品質の医療を自信を持って提供できる体制を整えています。多くの患者様に安心して診療を受けていただけるよう、常に丁寧で誠実な姿勢で向き合い、信頼に応えられる医療を心がけています。

日々の工夫と経験が生み出した、独自の内視鏡治療技術

内視鏡治療においての工夫している点や、ご自身の強みはどのようなところでしょうか?
内視鏡治療においての工夫している点や、ご自身の強みはどのようなところでしょうか?
内視鏡治療においての工夫している点や、ご自身の強みはどのようなところでしょうか? 私が内視鏡治療に取り組むうえで常に意識しているのは、「安全で確実な治療を、より短時間で、患者様に負担をかけずに行うこと」です。内視鏡の世界では、より複雑な手技や機材が次々と開発されていますが、それらをうまく活用しつつ、現場に即した実用的な方法を築くことが私の目標でした。 そのような背景から生まれたのが、私が独自に考案した手技「NIRBS(ニーブス)」です。これは、ポリープや早期腫瘍を内視鏡で切除する際に、組織を持ち上げる前処置を行わず、専用の電気の流し方と器具を用いて、安全かつ効率よく処置を行う方法です。 通常の手技では、粘膜の下に液体を注入して病変を浮かせる工程がありますが、NIRBS(ニーブス)ではそれを省略することで、手技全体がシンプルかつ迅速になります。それでいて、出血や穿孔といった合併症のリスクは非常に低く、安全性にも配慮された設計になっています。 こうした技術は一朝一夕では生まれません。日々の臨床の中で、患者様の体の状態や病変の特徴、使う機器の癖などを丁寧に観察しながら、一つひとつの症例から得られた経験と工夫の積み重ねが、NIRBS(ニーブス)のような新しい手技を形にしたのだと感じています。

豊富な症例経験に裏打ちされた高精度のESD及び安全、確実を追い求めて確立された新しい内視鏡技術NIRBS(ニーブス)の信頼性

NIRBS(ニーブス)について、これまでの実績や外部からの評価について教えてください。
ESD、NIRBS(ニーブス)について、これまでの実績や外部からの評価について教えてください。
NIRBS(ニーブス)について、これまでの実績や外部からの評価について教えてください。 当院では早期がんの先進内視鏡治療である内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)に特に力を入れています。ESDとは、簡単に言うと「お腹を切ることなく内視鏡だけでがんを一括で切除する方法」です。この手技が確立された2006年頃より修練し症例経験を重ね、現在では高度な技術・経験が必要な難症例のご紹介も多数いただくようになっています。これら難症例ESDをこなすため「より安全に、より患者さんに苦痛なく、より高いクオリティーで」をモットーに日々ESDを行っていますので是非ESDが必要な患者さんは当センター受診をお勧めしたいです。 NIRBS(ニーブス)は、通常の処置と比べて手順が簡素で、かつ高い精度で病変を切除できるという特徴があります。そのため、出血や腸に穴が開くといったリスクが非常に低く、安心して治療に臨んでいただけるという点でも、非常に大きなメリットがあると考えています。NIRBS(ニーブス)は、私独自の方法ですが症例数はこれまでに1万例を超え、日常の診療で多くの患者様に適用してきた中で、合併症の発生が極めて少なく、患者様の安全性を守りながら治療できる手法として自信を持って提供しています。もちろんこうした臨床的成果は、医療現場・学会・英語医学論文にも広く発信し公のものとなり、内視鏡関連学会でも講演や発表の機会をいただいています。他施設の医師の方々からも関心を持っていただき、さまざまなフィードバックを通してさらに技術を洗練させていくことができています。 技術そのものの信頼性はもちろんのこと、多くの患者様に「安心して受けられる治療」として認識していただけるよう、これからも丁寧に実績を積み重ねていきたいと考えています。

苦痛を減らして安心を届ける内視鏡治療、NIRBS(ニーブス)の利点

NIRBS(ニーブス)は患者様にとって、どのような利点があるのでしょうか?
NIRBS(ニーブス)は患者様にとって、どのような利点があるのでしょうか?
NIRBS(ニーブス)は患者様にとって、どのような利点があるのでしょうか? NIRBS(ニーブス)の一番の魅力は、患者様への負担が少ないことです。治療時間が短くて済み、処置にともなう痛みや不快感、合併症のリスクも低く抑えることができます。特に内視鏡治療に対して「怖い」「つらそう」というイメージを持っている方にとっては、「こんなに楽なら、もっと早く受ければよかった」と言っていただけることも少なくありません。 また、鎮静剤を使用することで、ほとんど眠っているような感覚のうちに処置を終えることができるのも、安心材料のひとつです。検査後はリカバリールームでしっかりとお休みいただき、安全を確認してからご帰宅いただける体制も整えています。 私は、医療というのは「ただ技術を提供すること」ではないと思っています。患者様が不安を抱えながら病院に来られた時に、その気持ちに寄り添い、安心して検査や治療に臨んでいただけるようにすることも、医師の大切な役割です。説明の仕方や接し方、話すタイミングひとつひとつにも気を配り、「この先生なら任せられる」と思っていただけるよう心がけています。 NIRBS(ニーブス)は、そうした医師の思いと日々の工夫の積み重ねの中から生まれた技術です。ただ治すだけではなく、治療を受ける時間そのものが安心できる時間になるように。それが、私が目指す医療のかたちです。

さらに技術を育て、安心の医療を広めたい

今後、NIRBS(ニーブス)の展開や、医師として目指していることを教えてください。
今後、NIRBS(ニーブス)の展開や、医師として目指していることを教えてください。
今後、NIRBS(ニーブス)の展開や、医師として目指していることを教えてください。 NIRBS(ニーブス)は、私自身の現場での経験から生まれた手技ですが、決して自分だけの技術にとどめるつもりはありません。これまでに蓄積してきた知見やノウハウを、若手の先生方にも分かりやすく伝え、実際に使いこなしてもらえるような仕組みづくりをしていきたいと考えています。 実際に、当院でも若い先生たちがNIRBS(ニーブス)を学びながら手技に取り組んでくれており、それぞれが日々技術を磨いている様子を見ると、とても頼もしく感じます。技術というのは、教える側がきちんと伝え、受け取った側が自分なりの解釈と実践を重ねてこそ、次のステージに進んでいくものだと思っています。 NIRBS(ニーブス)は、これまでの多くの臨床経験をもとに確立してきた手技ですが、今後もより多くの症例に対応する中で、さらなる精度の向上や技術の洗練を目指していきたいと考えています。常に高い水準の医療を提供できるよう、継続的な見直しと改善を重ねることも、医師としての責任だと感じています。多くの医療機関や医師と連携しながら、より多くの患者様に安全で負担の少ない治療を届けられるよう努めていきたいです。 医師としての私の目標は、技術を磨くだけでなく、その技術を通じて「安心できる医療」を広げていくことです。

患者様へ伝えたいこと

最後に読者である患者様にメッセージをお願いします。
最後に読者である患者様にメッセージをお願いします。
最後に読者である患者様にメッセージをお願いします。 体調に不安があるときや、検査や治療をすすめられたとき、多くの方が「本当に必要なのかな」「怖くないだろうか」と、いろいろな気持ちを抱えると思います。そうした気持ちはとても自然なことであり、無理に前向きにならなくても大丈夫です。私たち医療者がいるのは、そうした迷いや不安に一緒に向き合い、安心して決断できるようお手伝いをするためです。 内視鏡検査や治療は、昔に比べて大きく進歩しています。苦痛が少なく、安全性の高い方法が増え、今では多くの方が「思ったより楽だった」と言ってくださいます。特にNIRBS(ニーブス)のような手技は、体に優しく、安心して受けられる治療法のひとつです。 何よりも大切なのは、「自分の体を大事にしよう」という気持ちを持つこと。どんな小さなきっかけでも構いません。「ちょっと気になる」「話を聞いてみたい」などの思いが、健康を守る第一歩になります。 私たちはいつでも、患者様一人ひとりのそばにいる存在でありたいと思っています。どうぞ気軽にご相談ください。安心して、そして信頼して任せていただける医療を、これからも目指していきます。

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072-966-7144 内視鏡センター直通

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